IQM Quantum Computersは、メリーランド大学のディスカバリー地区(カレッジパーク)内に、米国初となる量子技術センターを開設したと発表した。この動きは北米市場への戦略的拡大であり、地域の量子経済を加速させるために設計された10億ドル規模の官民パートナーシップであるCapital of Quantum(CoQ)イニシアチブの中に同社を位置づけるものである。この拠点を設立することで、IQMは国立標準技術研究所(NIST)、NASAゴダード、陸軍研究所(DEVCOM)を含む連邦研究コミュニティと直接連携する意向である。
新センターは、地域のスタートアップ企業、学術機関、連邦政府パートナーのための協働ワークスペースとして機能するよう設計されている。施設の主な焦点は、超伝導量子プロセッサとハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サービスプロバイダーとの統合となる。IQMは、量子科学者が高密度に集積するメリーランド州の人材パイプラインを活用し、地域のエンジニアリングチームを構築する計画である。カレッジパークにおけるこの拠点は、先進的な量子ハードウェアおよびソフトウェアの商業化を支援すると同時に、量子情報科学に関する米国の国家政策と連携することを意図している。
メリーランド州のディスカバリー地区には現在、60以上の企業と連邦機関が集積し、専門的なインフラの密集したクラスターを形成している。IQMの技術センターの追加は、この分野におけるイノベーションと知識創出を推進する州の5カ年ロードマップを支援するものである。この施設を通じて、IQMは米国の研究所や企業に対し、フルスタックの超伝導システムとクラウドプラットフォームを提供し、地域の量子エコシステム内で利用可能な技術的選択肢をさらに多様化することを目指している。
米国展開に関する公式プレスリリースについては、IQMのニュースルームを参照のこと。
2026年4月10日




