量子コンピュータ関連銘柄 更新: 09/02 15:15(日本時間)
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パートナーシップ・提携

2次元イオントラップによるNQCCテストベッド改良に向け、Oxford IonicsがQ-Surgeコンソーシアムを主導

要約

英国のOxford Ionicsが、国の量子技術プログラムに選ばれ、レーザーではなく電子で量子ビットを制御する独自技術を活用した量子コンピュータ開発を進めます。誤り訂正技術の専門企業などと協力し、量子ビット数を増やしても高性能を維持できるシステムを目指し、1兆回以上の演算が可能な実用的な量子コンピュータの実現を図ります。

トラップ型イオン量子コンピューティングのリーダーであるOxford Ionicsが、英国科学技術革新省(DSIT)とInnovate UKによる量子ミッションパイロットプログラムに選出されました。Q-Surgeプロジェクトは、国立量子コンピューティングセンター(NQCC)のテストベッドを先進的な2次元イオントラップ技術でアップグレードし、量子ビット経路制御と量子誤り訂正(QEC)における重要な課題に取り組みます。コンソーシアムには、QECのリーダーであるRiverlaneと、先進的なパッケージングソリューションを専門とするBay Photonicsが参加しています。

このプロジェクトは、Oxford Ionicsの電子量子ビット制御技術を基盤としています。この技術は、レーザーではなく電子を使用して量子ビットを操作し、量子ビット数が増加しても高い計算処理能力を実現します。パッケージングとQECにおけるイノベーションにより、さらなるスケーラビリティと性能が向上します。Riverlaneは誤り訂正のための2次元イオントラップアーキテクチャを最適化し、Bay Photonicsは高密度量子デバイス用の先進的なパッケージングを提供します。

アップグレードされた技術は、今月後半にNQCCに納入予定のOxford Ionicsの量子コンピュータQuartetに実装されます。このプロジェクトは、量子ビット経路制御のボトルネックを解消し、1兆回以上の演算が可能な量子コンピュータへの道を切り開くことを目指しています。

背景

イオントラップ技術は、電磁場を用いてイオンを浮遊させ、その状態を量子ビットとして利用する方式です。通常はレーザー光でイオンを制御しますが、本プロジェクトでOxford Ionicsが基盤とする「電子量子ビット制御技術」は、レーザーの代わりに電子を使用して量子ビットを操作します。これにより、量子ビットの数が増加しても高い計算処理能力を維持できるとされています。

また、「量子誤り訂正(QEC)」は、量子計算中のエラーを修正する仕組みです。Riverlaneは、このQECを実現するために2次元イオントラップのアーキテクチャを最適化します。さらに、「パッケージング」は、高密度な量子デバイスを保護・接続するための技術であり、Bay Photonicsが提供する先進的なソリューションにより、システムのさらなるスケーラビリティと性能向上が期待されています。

関連する記事として要約:新たな国家目的:主権と規模のための英国量子戦略IonQ、Oxford Ionicsの買収を完了、量子センシングのVector Atomicの買収意向を発表IonQ、Electronic Qubit Control技術を用いて99.99%の2量子ビットゲート忠実度を達成もあわせてご覧ください。

2025年3月12日

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