量子コンピュータ関連銘柄 更新: 09/02 13:00(日本時間)
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パートナーシップ・提携

大規模量子プロセッサユニットの自律的調整を可能にするQuantWareとQ-CTRLの提携

要約

量子コンピュータメーカーのQuantWareと制御ソフトウェア企業Q-CTRLが提携し、従来は手作業で数日かかっていた量子プロセッサの校正作業を、AIと物理モデルを使って数時間に短縮する自動化システムを開発しました。この技術により、ワンボタンで量子コンピュータの性能調整が可能となり、100万量子ビット以上への拡張を見据えた実用的な量子コンピューティングの実現が加速されます。

QuantWareとQ-CTRLは、Q-CTRLの自律校正ソフトウェアBoulder Opal Scale Upを、量子エラー訂正用の新型Contralto-AQPUを含むQuantWareの超伝導量子プロセッシングユニット(QPU)に統合する戦略的パートナーシップを発表しました。この提携は、従来は時間のかかる手作業のプロセスであった校正作業を自動化することで、量子システムの展開を効率化することを目指しています。

Boulder Opal Scale Upを統合することで、QuantWareの顧客は、システムのセットアップ時間が数日から数時間に短縮され、100万量子ビット以上に拡張できるように設計されたVIOベースのQPUのより迅速な調整が可能になります。このソリューションは、AIによる自動化と物理学に基づくモデルを組み合わせ、QPUハードウェア全体で堅牢で再現性のある性能最適化を実現します。

このパートナーシップにより、企業や研究者向けにワンボタンでのシステム調整が可能となり、性能の一貫性を向上させながら、耐障害性のある実用規模の量子コンピューティングへの進展を加速させます。QuantWareのVIOプラットフォームとQ-CTRLのソフトウェアスタックを組み合わせることで、高忠実度の量子システムの展開と保守のための拡張可能な道筋を提供します。

背景

超伝導量子プロセッシングユニット(QPU)は、超伝導回路を用いた量子ビットで構成される演算装置です。量子エラー訂正は、ノイズによって生じる計算誤りを検出し修正する技術であり、実用規模の量子コンピュータ実現には不可欠な要素です。VIOベースのアーキテクチャは、量子ビット間の結合を最適化し、大規模なシステムでも安定した動作を実現するための設計思想です。

自律校正ソフトウェアは、ハードウェアの状態を自動的に監視・調整し、手作業による複雑な設定作業を不要にします。AIによる自動化と物理学に基づくモデルを組み合わせることで、広範囲なパラメータ空間において堅牢で再現性のある性能最適化を実現します。これにより、システムのセットアップ時間を大幅に短縮し、高忠実度の量子システムを効率的に展開・保守することが可能になります。

関連する記事としてQuantWareとMaybell Quantumが提携し、VIO-40K QPUアーキテクチャとColdCloudクライオジェニクスの統合を実現QuantWare躍進の背景:モジュラー量子アーキテクチャがもたらす産業変革QruiseとQuantum MachinesがIQCCで21量子ビットQPUの立ち上げを自動化もあわせてご覧ください。

2025年5月13日

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