QDNL Participationsは、アーリーステージの量子技術スタートアップ向けに新たな6000万ユーロ(6300万米ドル)のグローバルファンドを設立し、初回のクローズとして2500万ユーロ(2600万米ドル)を調達したと発表しました。この新ファンドは、オランダの量子エコシステムを超えて、世界中の量子スタートアップを支援するために同社の焦点を拡大するものです。同社の前回のファンドは、有望なオランダの量子スタートアップ数社を支援しました。
QDNL Participationsは、Chad Rigetti、Nadia Carsten、Charles Marcusといった量子技術の専門家や、量子VC専門家のKris Kaczmarekを加え、チームを拡大しました。新ファンドの投資家には、ファミリーオフィス、富裕層個人、Quantum Delta NL財団が含まれています。
目標は、量子技術分野における世界的なリーディング投資家となり、商業化に向かう量子コンピューティングや量子セキュリティなどの成長分野におけるスタートアップを支援することです。新ファンドは量子技術の開発を継続的に加速させ、取引については順次発表される予定です。
背景
量子技術は、従来のコンピュータとは異なる原理で情報を処理する次世代技術です。記事で言及されている「量子コンピューティング」は、量子力学の性質を利用し、複雑な計算を従来のコンピュータよりも高速に行う可能性があります。一方、「量子セキュリティ」は、量子力学の法則に基づいて通信の暗号化や改ざん検知を行う技術であり、極めて高い安全性を実現することが期待されています。
また、「アーリーステージ」とは、企業が発足直後や研究開発の初期段階にあることを指します。この時期のスタートアップは資金調達が必要ですが、リスクも高い傾向にあります。本ファンドは、こうした初期段階の企業を対象としており、特にオランダの量子エコシステムから世界中のスタートアップへ支援の範囲を広げている点が特徴です。これにより、商業化に向けた技術開発を加速させる狙いがあります。
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2025年1月25日




