ORCA Computingは、Poznań スーパーコンピューティング・ネットワーキングセンター(PCSS)および Imperial College Londonと協力し、フォトニック量子プロセッサを実運用中のデータセンター環境に統合することを実証しました。NVIDIAの高速コンピューティングとNVIDIA CUDA-Qソフトウェアプラットフォームを活用したこの共同研究により、分散型量子ニューラルネットワークが確立されました。この取り組みは、AIと機械学習のワークロード向けにスケーラブルなハイブリッド量子-古典システムを展開するための参照アーキテクチャを提供します。
実証はPCSSデータセンター内で実施され、2台のORCA Computing PT-1フォトニック量子プロセッサが既存のNVIDIA Hopper GPUと並んで配置されました。室温で動作するプロセッサは、CUDA-QプラットフォームとSlurmワークロードマネージャーを通じて、従来型の高性能コンピューティング(HPC)環境に統合されました。この統一されたソフトウェアスタックにより、研究者は単一の環境内で古典的リソースと量子リソースの両方をプログラミングすることが可能になりました。これはフォトニック量子プロセッサがCUDA-Qを通じて統合された最初の事例となります。
この実証は、分散運用下でのフォトニック量子プロセッサの堅牢性と、現代のHPC環境に自然に適合するワークロードをサポートする能力を浮き彫りにしています。この共同研究は、IEEE Quantum Weekのフォトニックトラックで「最優秀論文賞」を受賞したImperial Collegeの研究を活用しました。データセンターで分散システムを運用することで、この共同研究は実現可能性の証明と、既存のHPC環境に量子機能を統合するための再現可能なフレームワークを提供しています。
2025年9月17日


