metaProof Groupは、「信頼のインターネット」を実現するために設計されたオープンソースのプロトコル群、Quantum Ready Internet Protocols(Qripto)を発表しました。この取り組みは、量子耐性を超えて、量子機能、AI、分散型金融を統合することに焦点を当てた多層的なネットワークです。
Qriptoイニシアチブは、iQubed(知識)、AgentiQ(知能)、COYN(価値)という3つの中核的プロトコルを中心に構築されています。これらのプロトコルは、データ、AI、デジタル通貨が量子ネットワークとブロックチェーンネットワーク間で安全かつ文脈に応じて相互運用できるようにすることを目的としています。このスイートは、ブロックチェーンのセキュリティと量子コンピューティングの計算能力をAIの知能と橋渡しすることを目指しています。
同社はまた、米国のペニーに連動したマイクロステーブルコインQriptoCENTを発表しました。このマイクロステーブルコインは、急速に進化する量子エージェントインターネットにおいて、AIエージェントのマシン間取引を安全に行い、価値交換の仕組みを提供することを目的としています。
metaProofのCEOであるDele Atandaは、このプロトコルが貨幣と知識、知能を融合させ、量子時代に向けたソリューションとして位置づけられていると述べています。発表は10月20日にニューヨーク市で開催されるQ+AI Conferenceで行われる予定です。
背景
量子コンピュータの進化により、従来の暗号技術が解読されるリスクが高まっています。これに対応するため、将来の量子計算機でも安全な通信を実現する「量子耐性」の技術が求められています。Qriptoプロトコルは、単なる防御だけでなく、量子コンピュータの計算能力を積極的に活用する設計となっています。
また、「ブロックチェーン」は、複数のコンピュータでデータを共有・管理する分散型台帳技術です。改ざんが困難な特性を持ち、デジタル通貨やスマートコントラクトの基盤として利用されています。一方、「AIエージェント」とは、人工知能を搭載し、自律的にタスクを遂行するソフトウェアプログラムです。本記事では、これらのエージェント同士が安全に価値交換を行うための仕組みとして、ペニーに連動したマイクロステーブルコイン「QriptoCENT」が提案されています。これにより、AI同士のマシン間取引が安全かつ効率的に行える環境を目指しています。
2025年10月20日




