量子コンピュータ関連銘柄 更新: 09/02 12:45(日本時間)
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Quantum Computing Inc.がSC25でNeurawave光学ベースのリザーバーコンピュータを初公開

要約

Quantum Computing Inc.は、光を使った新型コンピューティングシステム「Neurawave」を発表しました。このシステムは室温で動作し、通常のパソコン部品と組み合わせて使え、AI処理を高速かつ省エネルギーで実行できる特徴があります。信号処理や予測分析などの実用的な用途での活用が期待されています。

Quantum Computing Inc. ("QCi") (Nasdaq: QUBT)は、ミズーリ州セントルイスで開催されるSuperCompute25 (SC25)カンファレンスにおいて、フォトニクスベースのリザバーコンピューティングシステムであるNeurawaveを発表すると発表した。このシステムは業界の統合規格に適合するよう設計されており、標準的なPCIeインターフェースを利用して光コンピューティングとデジタル電子機器を組み合わせ、高性能アプリケーションを実現する。

Neurawaveは完全に室温で動作し、コンパクトな設計で、フォトニックシステムの動的特性を活用して高速かつエネルギー効率の高いパフォーマンスを実現する。このシステムは、信号処理、時系列予測、パターン認識などのエッジAIユースケースを想定しており、QCiの量子製品にハードウェアベースのインテリジェンスとデータ処理機能を追加する。

今回の発表は、QCiのフォトニック技術ロードマップをスケーラブルで実用的なシステムに向けて前進させるステップと位置付けられている。集積フォトニクスと量子光学技術を専門とする同社は、SC25においてDirac-3量子コンピュータのクラウドデモンストレーションも提供し、量子およびフォトニックソリューションへのフルスタックアプローチを披露する予定である。

完全な発表内容については同社の発表をご参照ください。

背景

リザーバーコンピューティングは、入力データを複雑な非線形変換によって特徴抽出し、その出力から必要な情報だけを学習する手法です。通常のニューラルネットワークのように内部の結合重みを細かく調整するのではなく、ランダムに接続された固定された内部構造(リザーバー)にデータを流し込み、読み出し層のみを学習させるため、学習コストが低く高速な処理が可能です。

また、フォトニクスとは光の粒子である光子を用いて情報を処理する技術です。従来の電子回路では電気信号を用いますが、光信号を用いることで、高速なデータ転送と低い発熱を実現できます。特に室温で動作する点は、冷却が必要な超伝導量子コンピュータなどと比べて、設置環境の制約が小さい利点となります。

さらに、PCIeインターフェースは、コンピュータのマザーボードと拡張カード(グラフィックスカードなど)を接続するための標準規格です。これにより、Neurawaveは既存のPCやサーバーに挿すだけで、光コンピューティングの性能をデジタル電子機器と組み合わせることが可能になります。

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2025年11月17日

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