量子コンピュータ向けの高密度入出力(I/O)ソリューションプロバイダーであるDelft Circuitsは、Martin Danoesastroの最高経営責任者(CEO)への任命と、シリーズA資金調達の800万ユーロ(930万米ドル)の追加調達を発表した。今回のラウンドにより、総調達額は1,500万ユーロ(1,750万米ドル)に達し、既存株主であるDeepTech XL、High Tech Gründerfonds(HTGF)、QuVest、さらに新規投資家のPaeonia GroupとWaves Capital Partnersが参加した。
DanoesastroはBoston Consulting Group(BCG)で25年以上の経験を経てDelft Circuitsに加わり、戦略的リーダーシップと技術的理解(TU Delftの応用物理学修士号)を兼ね備えている。新たな資金は、製品イノベーションの加速、技術系人材の採用によるチーム強化、製造能力の拡大に充てられる。同社の中核製品であるCri/oFlex®は、大規模量子ビットシステムに必要な従来のI/Oケーブルにおける性能と熱のボトルネックを克服するよう設計されている。
今回の資金調達により、Paeonia Groupのネットワークを活用した北米とアジアへの事業拡大が支援される。この発表は、次世代製品ロードマップの公開や、希釈冷凍機内に統合されたCri/oFlex®技術を提供するBlueforsとの提携など、最近の戦略的マイルストーンに続くものである。
2025年12月3日




