Quantum Computing Inc. (QCi)(Nasdaq: QUBT)は、普通株式の私募について、応募額が募集額を上回る証券購入契約を締結し、総額5億ドルの調達を見込んでいます。この募集は、複数の大手既存株主が主導し、グローバルなオルタナティブ資産運用会社が初めて投資に参加しました。この資金調達により、2024年11月以降の総調達額は約9億ドルとなりました。
同社は、本調達による純収入を、商業化の加速、戦略的買収の追求、営業・エンジニアリング人員の拡充、製造能力の強化に充当する予定です。QCiは、薄膜ニオブ酸リチウム(TFLN)をベースとしたフォトニックチップの製造向けに、量子マシンและファウンドリーサービスを提供する統合フォトニクスおよび量子光学テクノロジー企業です。QCiのCEOおよび取締役会議長であるユーピン・ファン博士は、この資金調達により同社の複数年にわたる成長計画を実行できると述べています。
2025年9月24日頃に予定されているクロージング後、同社の現金総額は約8億5,000万ドルになる見込みです。本募集はNasdaq規則に基づき時価で価格設定され、American Capital Partnersの一部門であるTitan Partners Groupが単独のプレースメントエージェントを務めています。
背景
記事では、同社が「薄膜ニオブ酸リチウム(TFLN)をベースとしたフォトニックチップ」の製造やサービスを提供していると述べられています。フォトニックチップとは、光の粒子である光子を用いて情報の処理や伝送を行う半導体チップのことです。従来の電子回路に代わり、高速かつ低消費電力でのデータ処理が期待される技術です。
また、同社は「ファウンドリーサービス」を提供するとされています。ファウンドリーとは、半導体やフォトニックチップなどの設計図(マスク)は自前で持つが、実際に製造する工場(ファブ)を持たない企業のために、製造工程を請け負う専門の製造業者を指します。このサービスにより、他社が設計した量子関連の集積回路などを、同社の製造能力を使って生産することができます。
さらに、「量子光学テクノロジー」という用語が登場します。これは、光の量子力学的な性質を利用する技術分野を総称する言葉です。量子コンピュータの実現には、光子を量子ビットとして利用するアプローチがあり、そのための光源や検出器、光回路などの開発に関連する技術です。
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2025年9月22日




